感染症予防に努めながらも,様々な学習や体験ができた2学期の日々も本日で終了です。子どもたちは一回り大きく成長することができました。これまでのご支援に心より御礼申し上げます。本日はリモートでの終業式でしたが,学年代表の子どもたちの発表を,各クラスでしっかり聞くことができました。明日から冬休みです。寒さも一段と厳しくなります。体調を崩さずに楽しく過ごしてほしいと思います。また,年末年始のこの時期にしかできない体験やお手伝いにも挑戦してほしいです。1月11日の始業式に,全員が元気に登校できるように願っております。
前日,タブレットの使い方や設定を6年生に手伝ってもらった1年生の子どもたち。何かお礼がしたいという思いから,自分たちが作ったおもちゃで遊んでもらおうと考えました。6年生をおもちゃ祭りに招待し,遊び方を教えたり,手作りの景品をプレゼントしたりしながら楽しんでもらおうと積極的にかかわりました。6年生もかわいい1年生の思いを受け止め,優しく接する姿が見られました。異学年交流の素敵な時間になりました♪
6年生は総合的な学習の時間で防災教育に取り組んでいます。東日本大震災を風化させず,自分の命を守るにはどのような行動をすべきか,様々な角度から学習を展開しています。先週は,役場の防災担当の方を講師にお迎えして,逢隈地区にある「おおくま防災広場」の現地を見学しながら,津波災害に対する認識を深めました。防災広場にある防災関連設備を実際に目にした子どもたちは,改めて町全体で津波から住民の命を守ろうとしていることに気付くことができました。自助・共助・公助,それぞれの大切さを実感できた学習でした。
1年生は生活科の学習で,身近な材料を生かしておもちゃを手作りしました。保護者の皆様にも材料をご準備いただき,ありがとうございました。子どもたちは友達と協力しながら,魚釣りゲームや的当てなどを熱心に作っていました。出来上がったおもちゃを使って,互いに楽しく遊びました。世の中が便利になり,簡単に楽しく遊べるものがたくさんある現代ですが,自分たちで作ったもので遊ぶことも違った楽しみがあるものですね。
先週,6年生は家庭科の授業で調理実習に挑戦! 今回は家族が喜ぶ1食分の献立を考えて作ります。前日に学校近くのスーパーで買い物をした子どもたち。予算を気にしながら必要な食材を友達と一緒に考えながら買いました。調理中は,おいしい作り方をタブレットで確認しながら作りました。できあがった料理は自宅から持ってきたお弁当箱につめ,下校後,家族にプレゼント♪ いつもは作ってもらうお弁当ですが,今回は自分たちが作りました。愛情たっぷりのお弁当ができあがりました♪
13日の活動は,ステンドグラス作りでした。本物のガラス細工は難しくてできないので,スタッフの方が透明なビニールを使った体験キットを手作りしてくださいました。
子どもたちは事前にした絵を描いて提出し,その絵をスタッフがビニールに書き写します。当日は透明な部分をマジックでカラフルに色づけをしました。アルミホイルの台紙の上に置き,さらに黒の画用紙で額縁のように仕上げたら完成! とても美しい作品になりました。
今年の活動はこの日が最後。次回は1月24日,トランプ遊びの予定です。 子どもたちと地域のスタッフの皆さんとの楽しい交流が,新しい年も続くことをうれしく思います。今後もよろしくお願いします!
家庭・地域・学校がより強く連携・協働するための母体となる組織を「学校運営協議会」といいます。この協議会を設置した学校を「コミュニティ・スクール」といいます。
15日,本校の協議会に参画する委員の皆様に,教育委員会から辞令が交付され,逢隈小学校 学校運営協議会が発足。本校は正式に「コミュニティ・スクール」になりました。
今後は,家庭・地域・学校がよりよい子どもたちの育成のためにどうすべきか,それぞれがどのようなことを実行すればよいかを検討します。それぞれの立場でできるちょっとした働き掛けを互いに行い,子どもたちが「逢隈の地で生活できて幸せだ!」と感じられるようにしたいですね。
これからも引き続き,子どもたちの健やかな成長のためのご支援,ご協力をお願いいたします。 なお,HPにも学校運営協議会での様子等を随時アップしますのでご覧ください。
6年生は理科の電気の授業で,タブレットを使ってプログラミングを体験しました。専用のアプリと連動するブロックを使って,電気を効率的に使ってLEDを点灯させるプログラムを考えました。人の動きを感知したら明かりがつく,暗くなったら明かりがつき明るくなったら消えるなど,子どもたちは様々なアイディアに基づくプログラムを考えたり,考えを共有したりすることができました。これからの社会を生きる子どもたちにとっては,より必要感が高まっているICT教育に,今後もより親しめるような取組を行います。
宮城県造形展に出品した町内の児童生徒の作品を含む巡回作品展が,先週の10日まで本校の多目的室で展示されていました。各校の代表作品ということもあり,どの学年の子どもたちの絵画もとても素晴らしい出来栄えでした。鑑賞した子どもたちはそれぞれの作品の良さや工夫を見つけようと熱心に見学していました。
今年度のクラブ活動が8日に終了しました。子どもたちにとっては楽しく待ち遠しかったクラブ活動だったと思いますが,最終回は残念ながら冬の雨。外で活動するクラブは室内での活動になりました。最終回は今年度の振り返りを行いました。初めてのクラブ活動だった4年生,次年度は最高学年になる5年生,小学校でのクラブ活動が終わる6年生。学年の違いが各自の反省からもうかがえました。
8日は1年生が,9日は2年生が歯科指導教室を行いました。町の歯科衛生士の皆さんを講師にお迎えして,虫歯はなぜできるのか,虫歯にならないように口の中はどのように守られているかなど,映像を交えて分かりやすく教えていただきました。歯みがきの大切さについても改めて学ぶことができました。コロナ禍の現状を踏まえ,学校では実際に歯ブラシを用いての歯みがき指導はできませんでした。ぜひ,それぞれのご家庭で子どもたちの歯の磨き方を改めて確認していただければ幸いです。
7日,6年生は国土交通省の方を講師にお迎えして出前授業を行いました。テーマは「阿武隈川の水害を学ぶ」です。本校の校地は阿武隈川に近く,歴史的に見ても川の氾濫による被害と復興を繰り返した土地柄です。この日のお話は,阿武隈川の水害についてだけではなく,被害を未然に防ぐ取組や,もしものときに身を守る術についても学びました。災害はいつ発生するか分かりませんが,水害は地震等と比べると突然発生することが少なく,命を守る行動が事前にしやすい特徴があります。土地の特徴をよく知り,自分の命を守る力を高めてほしいですね。
7日〜9日,町内の小中学校の児童生徒を対象に学力標準検査を実施します。本校では7日に国語と算数の2教科に取り組みました。テストを受けるということは,普段と違った緊張感があるものです。また,1回のテストですべての学力が正確に分かるというものでもありません。2月頃に届く結果につきましては,現状の子どもたちの良さや課題を知る一つの指標として受け止めていただければ幸いです。
7日は二十四節気の「大雪」です。学校から見える蔵王の山並みも,すっかり雪化粧。朝の凛とした空気の中,とても美しく見えます。登下校中は特に寒さも厳しいです。手袋やマフラー等,冬の装いで登校している子どもたちか増えました。ですが,中にはポケットに手を入れ,身をかがめて歩いている子どもたちも何人か見受けられます。少しでも温かく,また安全に歩行できるようにご家庭でもご配慮願います。
3日,6年生の子どもたちは亘理町役場の税務課の方を講師にお迎えして「租税教室」を行いました。感染症対策としてクラスごとに実施しました。税金は消費税のような身近なものもありますが,それ以外の税についてはあまり子どもたちにはなじみのないものです。ですが,教科書や学校に関わる様々なものの購入,通学路などの道路や歩道橋の建設などもすべて税金で賄われています。多くの人から広く税を集め,多くの人が幸せに生活できるように活用するという税金の意味や仕組みを学んだ子どもたち。大切な学習をすることができました。
12月に入り,朝晩の寒さが一段と厳しくなりました。校舎内も暖房が入るようになり,いよいよ冬本番ですね。日中は太陽の光が暖かく感じられる時間帯もあり,子どもたちは元気よくランニングを行っています。冬場の体力向上は,春になり次の学年へと進級したころに成果となって表れるものです。体調や気候に応じてではありますが,天気が良い日は積極的に運動できるように働きかけます。
1日,4年生の総合的な学習の時間「ハートタイム」では,耳の聞こえない方を講師にお迎えしての出前授業を行いました。亘理町社会福祉協議会の皆様にお力添えを賜り,町内にお住いの耳が聞こえない方々から,日常の生活の様子やご苦労,どのような助けやかかわり方が望ましいか等をお話しいただきました。手話も学んだ子どもたち。これからも障がいのある,なしにかかわらず,地域の方や困っている方にやさしく手を差し伸べられるように育ってほしいと思います。
寒さが一段と厳しくなり,暖房器具を使用する機会も増えてきました。30日には,火災を想定した今年度最後の避難訓練を実施しました。避難の様子は地域学校安全委員会の皆さん(役場・駐在所・防災士・みまもり隊員・PTA会長等)だけでなく,PTA厚生安全委員会の委員の皆さんにも避難の様子を評価していただきました。
また,5・6年生の子どもたちは,亘理消防署員の皆様のご指導の下,煙の中を移動する困難さも体験させていただきました。「自分の命は自分で守る」ことができるように,今後も指導を継続します。
家庭や地域でも,引き続き火災予防にご協力願います。
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